使い方
- 売上額に、その期間(月など)に上げた売上を入力します。
- 歩合率に、売上に対して歩合を支払う割合を入力します。
- 基本給に、売上に関わらず支払われる基本の給与を入力します。
- ノルマがある場合は、歩合が始まる売上にその金額を入力します。なければ0です。
歩合給の計算方法
歩合給は、売上のうち歩合の対象になる部分に、歩合率をかけて求めます。ノルマがある場合は、ノルマを超えた分にだけ歩合率をかけます。ノルマがなければ、売上の全額が対象です。
歩合給 = (売上 − ノルマ) × 歩合率- 売上 = その期間に上げた売上額
- ノルマ = 歩合が始まる売上額(ない場合は0)
- 歩合率 = 対象の売上に対する割合(5%なら0.05)
- 給与の合計 = 固定給 + 歩合給
固定給に歩合給を足したものが、その期間の給与の合計です。歩合率が同じでも、ノルマの有無で、受け取る額は大きく変わります。
例:売上300万円、歩合率5%、固定給25万円
売上300万円、歩合率5%、固定給25万円で、100万円を超えた分から歩合が付く場合です。対象の売上は200万円で、歩合給は100,000円、合計の給与は350,000円です。給与に占める歩合の割合は28.57%、売上全体に対する歩合の割合は3.33%になります。
ノルマがなく、売上の全額が対象なら、歩合給は150,000円、合計は400,000円で、売上に対する割合は5%です。売上がノルマの80万円にとどまれば、歩合給は0円で、固定給の250,000円だけになります。
結果の見方と決め方
歩合制の仕事を比べるときは、歩合率だけでなく、固定給とノルマ、経費の負担も確認します。歩合率が高くても、ノルマが高ければ、受け取る額は小さくなります。
収入の安定性も大切です。売上が少ない月でも、生活費をまかなえる固定給があるかを確認してください。年収の換算は時給・年収換算、昇給した場合の変化は昇給率計算で試算できます。
歩合給で気をつけたい点
- 売上が不安定な月でも、一定の賃金が支払われるかを確認する。労働基準法には出来高払制の保障給の定めがある。
- 歩合の対象になる「売上」の定義(返品、値引き、入金済みかどうか)を確認する。
- 経費(交通費、接待費など)を自分で負担するのか、会社が負担するのかを確認する。
- 歩合給を含めた残業代の計算方法は、会社の規定と労働基準法に従う。
計算の前提と限界
歩合率とノルマは1つだけで、売上に応じて歩合率が変わる段階的な仕組み(累進歩合)や、チームの売上に応じた分配は含みません。所得税、社会保険料を引いた手取りも含まれません。実際の歩合の計算方法は、雇用契約書や賃金規程で確認してください。
よくある質問
歩合給の計算方法は?
歩合の対象になる売上に歩合率をかけます。売上300万円、ノルマ100万円、歩合率5%なら、(300万円 − 100万円) × 5%で10万円です。
完全歩合制でも最低賃金は守られますか?
労働者として働く場合は、最低賃金の適用があります。労働時間に応じた一定額の保障も必要です。詳細は労働基準法などで確認してください。
ノルマがない場合はどう入力しますか?
「歩合が始まる売上額」を0にします。売上の全額に歩合率がかかります。
歩合給と成果報酬の違いは?
どちらも成果に応じて支払われます。歩合給は、売上などに対する一定の割合で決まる賃金を指すことが多いです。