使い方
- 預けるか借りる元金を入力します。
- 年利を入力します。
- 年数を入力します。半年なら0.5、1年半なら1.5です。
- 利息の合計と期末残高を確認し、複利の場合の利息と比べます。
単利の計算方法
単利は、最初の元本にだけ利息がつく計算方法です。利息は毎年同じ金額で、期間に比例して増えます。受け取った利息を元本に組み入れないため、利息に利息がつくことはありません。
利息 = 元本 × 年利 ÷ 100 × 年数- 元本 = 最初に預けた(借りた)金額
- 年利 = 1年あたりの利率(%)
- 年数 = 預けた(借りた)期間
- 期末残高 = 元本 + 利息
定期預金の満期一括払いや、短期のローン、貸付の利息などで使われます。計算が単純なので、複利の結果と比べる基準としても役立ちます。
例:100万円を年2%で預ける
元本100万円、年利2%、3年の場合、利息は年間20,000円で、3年間の利息の合計は60,000円です。満期時の金額は1,060,000円になります。
同じ条件で年複利なら、利息は61,208円で、単利より1,208円多くなります。期間が短いと差はわずかです。
期間を10年にすると、単利の利息は200,000円ですが、年複利なら218,994円です。差は約19,000円に広がります。期間が長く、利率が高いほど、複利と単利の差は大きくなります。
結果をどう使うか
預金なら、複数の商品の利息を同じ条件で比べます。満期一括払いで中途解約の条件があるか、利息が単利か複利かも、商品の説明で確認してください。借入なら、利息の合計が返済額に占める割合を見て、返済期間を決めます。
預金の利息には、通常は税金がかかります。受け取れる金額は、表示された利息より少なくなる場合があります。長期の積立では、複利計算で複利の効果を確認しましょう。
よくある間違い
- 年利と月利を取り違える。月利1%は、年利12%に近い。
- 月数を年数として入力する。半年は0.5年、18か月は1.5年。
- 複利の商品を、単利の式で計算してしまう。
- 税金や手数料を引く前の金額を、手取りと考える。
- 年利と実質年利(APY)を同じものと考える。実質年利の計算で違いを確認できる。
計算の前提と限界
年利は一定で、利息は元本にだけつき、期間の途中で元本の追加や引き出しがないという前提です。税金、手数料、日割り計算、うるう年の扱いは含みません。
ローンは通常、毎月返済して元本が減っていくため、単利の式では計算できません。毎月返済するローンは、ローン計算を使ってください。
よくある質問
単利と複利の違いは何ですか?
単利は元本にだけ利息がつきます。複利は利息も元本に組み入れて、次の利息を計算します。
100万円を年2%の単利で3年預けると、利息はいくらですか?
利息の合計は60,000円で、満期時の金額は1,060,000円です。
単利の計算式を教えてください。
利息 = 元本 × 年利 × 年数です。たとえば元本100万円、年利2%、3年なら、100万円 × 0.02 × 3 で6万円です。
預金の利息に税金はかかりますか?
通常はかかります。受け取る利息は、税金を引かれた金額になる場合があります。このツールは税金を引いていません。
単利と複利はどちらが有利ですか?
同じ利率なら、複利のほうが利息は多くなります。期間が長いほど差が広がります。