使い方
- 借入額を円で入力します。
- 金利(年利)と返済期間(月数)を入力します。5年なら60か月です。
- 事務手数料などがある場合は、融資手数料に借入額に対する割合を入力します。
- 毎月の返済額と利息の総額を確認し、返済期間を変えて比べます。
毎月の返済額の計算方法
フリーローン、教育ローン、マイカーローンなどの多くは、元利均等返済です。毎月の返済額は一定で、その中の利息分は残高に対して計算されます。返済が進んで残高が減ると、利息の割合が減り、元金の割合が増えます。
M = P × r(1 + r)^n ÷ ((1 + r)^n − 1)- M = 毎月の返済額
- P = 借入額
- r = 月利(年利 ÷ 12 ÷ 100)
- n = 返済回数(月数)
融資手数料があるときは、手数料を差し引いた金額しか受け取れないため、実質的な金利は表面の金利より高くなります。ツールは、受取額と毎月の返済額から実質年率を求めます。
例:300万円を年4.5%、5年で借りる
借入額300万円、金利年4.5%、返済期間60か月の場合、毎月の返済額は55,929円です。利息の総額は約35万5,743円、総返済額は約335万5,743円になります。
返済期間を36か月にすると、毎月の返済額は89,241円に増えますが、利息の総額は約21万2,668円まで下がります。期間を24か月短くしただけで、利息は約14万円少なくなります。
融資手数料が借入額の2%(6万円)かかるとすると、毎月の返済額は同じでも、実質年率は約5.33%です。表面の金利だけで比べると、ローンの本当のコストを見誤ります。
結果をどう使うか
毎月の返済額が、手取り収入の中で無理なく払える金額かを確認します。返済額だけでなく、他のローンの返済額も合計して考えてください。割合は返済負担率の計算で確認できます。
複数のローンを比べるときは、金利、手数料、期間を同じ条件にそろえます。実質年率が低いほうが、一般に有利です。貸金業者から借りる場合は、総量規制(年収の3分の1までを目安とする規制)もあるため、借入できる上限は業者から確認しましょう。
負担を減らすために
- 返済期間を短くすると、毎月の負担は増えるが、利息の総額は減る。
- 金利は審査で変わることがある。複数の金融機関で、審査前に条件を比べる。
- 繰上返済ができるか、手数料がかかるかを確認する。繰上返済シミュレーションで効果を試算できる。
- 返済の途中で、金利の低いローンに借り換えることも検討する。
- 収入が不安定な場合は、返済額に余裕を持たせた期間を選ぶ。
計算の前提と限界
このツールは、金利が変わらず、毎月の返済額が一定の元利均等返済を前提としています。元金均等返済、ボーナス払い、変動金利、遅延損害金、保証料、団体信用生命保険料などは反映していません。
実際の返済額は、返済日の関係で数円から数百円ずれることがあります。契約前に、金融機関の返済予定表で最終的な金額を確認してください。
よくある質問
300万円を5年で借りると毎月いくらですか?
年4.5%なら毎月約55,929円で、利息の総額は約35万5,743円です。金利や期間が変わると金額も変わります。
元利均等返済と元金均等返済は何が違いますか?
元利均等は毎月の返済額が一定です。元金均等は元金の返済額が一定で、利息が減る分、返済額が少しずつ減ります。このツールは元利均等返済を計算します。
返済期間は短いほうがよいですか?
利息の総額は減りますが、毎月の負担は増えます。家計に余裕を残せる範囲で選びます。
実質年率とは何ですか?
手数料も含めたローンの本当のコストを、年率で表したものです。手数料があると、表面の金利より高くなります。
金利は固定と変動のどちらを選ぶべきですか?
固定は返済額が確定し、変動は金利が変わる可能性があります。このツールは金利が一定の場合を計算します。