使い方
- 共通の借入額を入力します。
- ローンAの金利、ローンAの期間(月)、ローンAの手数料を入力します。
- ローンBの金利、ローンBの期間(月)、ローンBの手数料を同じように入力します。
- どちらが安いか、差額と、表で毎月の返済額、利息、総コスト、実質年率を比べます。
比べるべき数字
ローンの比較では、毎月の返済額と総コストの両方を見る必要があります。金利が低いローンでも、期間が長いと利息は増えることがあり、手数料が高いと総額は逆転することがあります。
総コスト = 毎月の返済額 × 月数 − 借入額 + 手数料- 毎月の返済額 = M = P × r(1 + r)^n ÷ ((1 + r)^n − 1)
- P = 借入額、r = 月利、n = 返済回数
- 手数料 = 借入時に払う事務手数料などの費用
- 実質年率 = 手数料を含めた、1年あたりの借入コスト
このツールは、各ローンを元利均等返済として計算し、利息の総額に手数料を足したものを総コストとして比べます。実質年率は、手数料を含めた年率です。
例:300万円で、金利2.5%の5年と、1.9%の7年を比べる
ローンAは金利2.5%・60か月・手数料なし、ローンBは金利1.9%・84か月・手数料5万円とします。毎月の返済額は、Aが53,242円、Bが38,170円です。
利息は、Aが約19万4,500円、Bが約20万6,300円で、Bは手数料を足すと約25万6,300円です。総コストは、Aのほうが約6万1,800円安くなります。Bは金利が低く月々が楽ですが、期間が長く手数料もかかるため、総額では不利です。実質年率は、Aが2.50%、Bが2.39%で、実質年率だけを見ると、Bが低く見えます。
同じ期間で比べる
ローンBの期間をAと同じ60か月にすると、毎月の返済額は52,452円、利息は約14万7,100円、手数料込みの総コストは約19万7,100円です。Aとの差は約2,600円で、Aのほうがわずかに安くなります。実質年率はBが2.57%でAより高くなります。
期間をそろえると、手数料の影響が見やすくなります。手数料込みの実質年率は実質年率の計算で個別に確認できます。借り換えの場合は借り換えシミュレーションも使えます。
選び方のポイント
- 毎月の返済額が家計に無理なく収まる範囲で、総コストが小さいほうを選ぶ。
- 期間が違う場合は、総コストと、期間が長くなることのリスクを比べる。
- 手数料の有無と、繰上返済のしやすさも条件に入れる。
- 金利が変動する商品は、金利が上がったときの返済額も試算する。
計算の前提と限界
金利は全期間で一定とし、手数料は借入時に一度だけ払うと仮定します。保険料、遅延損害金、ボーナス払い、繰上返済、税金は含まれません。審査の結果、提示される条件は変わります。
実際の条件は、各社の見積書や契約書で確認してください。
よくある質問
ローンを比べるときは、何を見ればよいですか?
毎月の返済額、利息の総額、手数料を含む総コスト、実質年率の4つです。期間が違うときは、総コストを必ず比べてください。
金利が低いほうが、必ず得ですか?
いいえ。期間が長かったり、手数料が高かったりすると、総コストは逆転することがあります。
毎月の返済額が低いローンは、お得ですか?
月々の負担は軽くなりますが、期間が長いと利息が増えることが多いです。総コストも合わせて確認してください。
3つ以上のローンを比べるには?
このツールは2つの比較です。3つ目は、条件を入れ替えて、順番に比べてください。