使い方
- 移す残高と、現在のカード実質年率を入力します。
- 移行手数料(残高に対する%)、キャンペーン金利、キャンペーン期間(月)、キャンペーン後の金利を入力します。
- 毎月の返済額(毎月払える額)を入力します。
- 移行による節約額、利息、完済までの月数、期間内に完済するための返済額を確認します。
計算の考え方
このツールは、今のまま同じ返済額を払う場合と、手数料を残高に加えて新しい金利で返す場合を、月ごとに計算して比べます。キャンペーン期間中は優遇の金利、終了後は通常の金利で、毎月の利息が計算されます。
節約額 = 今のままの利息 −(移行後の利息 + 移行手数料)- 移行手数料 = 移す残高 × 手数料率
- 移行後の残高 = 移す残高 + 移行手数料
- 毎月の利息 = 残高 × 月利(期間中はキャンペーン金利、その後は通常金利)
節約額は、今のままの利息から、移行後の利息と手数料の合計を引いた金額です。毎月の返済額が同じでも、利息の少ない分、元金が早く減ります。
例:50万円を実質年率15%から、6か月0%に移す
50万円を、手数料2%(1万円)、6か月間は金利0%、その後15%、毎月3万円で返すとします。今のまま返すと、利息は約6万4,200円、完済は19か月です。移行すると、利息は約2万7,200円に減り、手数料1万円を引いても約2万7,000円の節約になります。完済は18か月です。
6か月で完済するには、毎月85,000円が必要です。毎月8万5,000円を払うと、利息は0円で、手数料を引いた節約額は約1万2,600円です。毎月1万5,000円と少なくすると、期間内に残高が残り、節約額は約4万700円ですが、完済には41か月かかります。
結果の使い方
節約額は、手数料と、キャンペーン後の金利で大きく変わります。キャンペーン期間内に完済できるほど、利息が減ります。完済しきれない残高が高い金利に戻る点に注意してください。
日本では、残高移行を専門にした商品は多くありません。無利息期間のあるカードローンへの借り換えや、低金利のローンへのまとめ直しなど、近い仕組みの選択肢を比べてください。まとめる場合はおまとめローンシミュレーション、リボ払いはリボ払いシミュレーションが参考になります。
注意すること
- 無利息期間の条件(初回のみ、新規契約のみなど)と、期間後の金利を確認する。
- 手数料や、他の費用がかからないか、契約書で確認する。
- 移行した後に、元のカードで新しい借入をしない。
- 毎月の返済額を、期間内に完済できる金額に近づける。
- 返済が難しいときは、延滞する前に、公的な窓口に相談する。
計算の前提と限界
金利は期間ごとに一定、毎月の返済額も一定と仮定します。審査、利用限度額、年会費、遅延損害金、新規の借入は含まれません。無利息期間の日数の数え方(日割り)も簡略化しています。
返済額が利息に満たない場合は警告が出て、計算できません。具体的な条件は、各社の契約書で確認してください。
よくある質問
残高移行は、必ず得になりますか?
いいえ。手数料や、キャンペーン後の金利によっては、節約額が小さくなったり、損になったりします。このツールで確認してください。
期間内に完済できなかったら、どうなりますか?
残った残高に、キャンペーン後の通常の金利がかかります。完済に必要な毎月の返済額を目安にしてください。
移行手数料は、どのように扱われますか?
このツールでは、手数料を残高に加えて、利息の対象にします。契約によっては、別に払う場合もあります。
日本でも、残高移行はできますか?
専門の商品は多くありません。無利息期間のあるローンや、低金利のローンへの借り換えなど、近い選択肢を比べてください。