使い方
- 毎月の必須支出に、家賃、食費、光熱費、保険料など最低限の支出を入力します。
- 確保する月数に、何か月分を確保したいかを入力します。
- 現在の貯蓄額に、すぐ使える預金の額を入力します。
- 毎月貯蓄できる額を入力すると、目標額に届くまでの月数がわかります。
生活防衛資金とは
生活防衛資金は、収入が途絶えたり、病気や災害で急に出費が増えたりしたときに、生活を守るための現金です。投資に回す前に、まず確保しておくお金として考えます。
目標額 = 毎月の必要な生活費 × 備える月数 必要な月数 = (目標額 − 今の貯蓄) ÷ 毎月貯められる額- 毎月の必要な生活費 = 削れない最低限の支出
- 備える月数 = 何か月分の生活を守りたいか
- 今の貯蓄 = すぐに引き出せる預金
- 毎月貯められる額 = 生活防衛資金のために積み立てる金額
目標額は、毎月の必要な生活費に備える月数をかけて求めます。贅沢品や旅行など削れる支出は含めず、最低限の支出で考えます。
計算例:生活費25万円×6か月
毎月の必要な生活費が25万円で、6か月分を備えたいとします。目標額は1,500,000円です。今の貯蓄が60万円なら、あと900,000円必要で、今は2.4か月分です。
毎月5万円ずつ貯めると、18か月で目標に届きます。最低ラインの3か月分は750,000円なので、まずはそこを目指し、その後に6か月分へ増やす進め方もあります。
何か月分を備えるか
一般には3か月から6か月分、あるいはそれ以上が目安といわれますが、正解は人によって違います。会社員で収入が安定しているか、自営業やフリーランスで収入が変動するか、扶養する家族がいるかで変わります。
収入が変動する人や、家族の生活を支える人は、長めに備えるのが安心です。保険や公的な制度(傷病手当金や失業給付など)で補える部分もあるので、条件は勤務先や公的機関で確認してください。
貯め方と置き場所
給料日に自動で別の口座に移す「先取り」が、最も続けやすい方法です。貯まりにくいときは、予算計算で支出を見直し、貯蓄に回す割合を決めましょう。
置き場所は、すぐ引き出せて元本が減らない普通預金などが基本です。値動きのある投資商品は、必要なときに減っている可能性があるので、生活防衛資金には向きません。貯蓄の目標が他にあるなら、貯蓄目標計算も使えます。
この計算でできないこと
生活費は毎月一定で、物価の変化は考慮しません。突発的な大きな支出(住宅の修理、冠婚葬祭、医療費など)や、失業給付などの収入、預金の利息は含まれません。
備える月数は、あくまで目安です。家計の状況によっては、ファイナンシャルプランナーなどに相談するのも有効です。家計の実態は、[総務省統計局の家計調査](https://www.stat.go.jp/data/kakei/)なども参考になります。
よくある質問
生活防衛資金はいくら必要ですか?
毎月の必要な生活費の3〜6か月分が一つの目安です。収入が不安定な場合や家族がいる場合は、さらに長く備えると安心です。
生活防衛資金と貯金・投資の違いは?
生活防衛資金は、急な事態のための元本が減らない現金です。投資や将来の目標のための貯金とは分けて考えます。
どこに置くのがよいですか?
すぐ引き出せる普通預金などが基本です。値動きのある商品は、必要なときに価値が下がっている可能性があります。
必要な生活費には何を含めますか?
家賃・ローン、食費、光熱費、通信費、保険料、税・社会保険料など、削れない支出です。娯楽や外食の多くは含めません。