使い方
- 借入額と金利(年利)を入力します。
- 返済開始までの月数を入力します。この期間の利息が残高に加算されるものとして計算します。
- 返済期間(年)と、毎月の繰上返済額を入力します。
- 毎月の返済額、返済開始時の残高、利息の合計、完済までの期間を確認します。
計算の考え方
このツールは、返済開始までの間に付く利息を残高に加えたうえで、残りの金額を元利均等返済で返す形で計算します。毎月の返済額は一定で、利息は残高に対してかかるため、返済が進むほど元金の割合が増えます。
返済開始時の残高 = 借入総額 × (1 + 月利)^(開始までの月数)、毎月の返済額 = 残高 × r(1 + r)^n ÷ ((1 + r)^n − 1)- 月利 r = 年利 ÷ 12 ÷ 100
- n = 返済回数(返済期間の年数 × 12)
- 毎月の追加返済額は、上の返済額に上乗せして、元金を早く減らす
奨学金の種類によって、返済開始前に利息が付くかどうか、金利が固定か変動かは異なります。制度の詳細は、日本学生支援機構(JASSO)などの案内で確認してください。このツールは、入力した金利と期間で一定の条件を仮定します。
例:300万円を年1.0%、15年で返す
借入総額300万円、金利年1.0%、返済開始まで6か月、返済期間15年とします。返済開始までに15,031円の利息が付き、返済開始時の残高は約301万5,000円です。毎月の返済額は18,045円、利息の総額は約24万8,000円です。
毎月5,000円を追加すると、毎月の返済額は23,045円になり、139か月で完済します。利息の総額は約19万4,000円に減ります。返済期間を20年にすると、毎月の返済額は13,866円に下がりますが、利息は約32万8,000円に増えます。
結果の使い方
毎月の返済額が、手取りの収入に対して重すぎないかを確認してください。返済額は、住宅ローンやその他の借入と合わせて考える必要があります。返済負担率の計算で、収入に対する割合を調べられます。
収入が増えたら、繰上返済で利息を減らせます。繰上返済シミュレーションで、効果を確認できます。他の借入と合わせて返す順番は債務返済シミュレーションで検討できます。
返済を無理なく進めるために
- 返済が難しくなりそうなときは、延滞する前に、貸与元に相談する。
- 返済期間を延ばす前に、総額がどれだけ増えるか確認する。
- ボーナスや収入増の機会に、繰上返済をして、利息を減らす。
- 他の借入より金利が高い場合は、先に返す優先度を考える。
計算の前提と限界
金利は全期間で一定、返済額は毎月同じと仮定します。金利が見直される変動方式、減額返還や返還期限猶予などの制度、所得に応じた返済方式、保証料は含まれません。返済開始前の利息の付き方は、奨学金の種類によって違います。
実際の返済額は、返済予定表で確認してください。
よくある質問
奨学金は、返済開始前にも利息が付きますか?
奨学金の種類によって異なります。このツールは、返済開始までの月数に、入力した金利の利息が付くものとして計算します。
奨学金の繰上返済は、おすすめですか?
金利が高く、生活に余裕があるなら、利息を減らす効果があります。ただし、手元の生活費を残したうえで検討してください。
返済期間は、短いほうがよいですか?
利息の総額は減りますが、毎月の負担は増えます。家計に無理のない範囲で選んでください。
返済が苦しいときは、どうすればよいですか?
延滞する前に、貸与元の窓口に相談してください。返済額を減らす制度や、返済を猶予する制度があります。