使い方
- 債務ごとに、残高、金利、最低返済額を入力します(債務1の残高、債務1の金利、債務1の最低返済額など)。使わない欄は0のままにします。
- 毎月、最低返済額に加えて払える金額を、毎月の繰上返済額に入力します。
- 方法で、金利の高い順に返す「アバランチ法」か、残高の少ない順に返す「スノーボール法」を選びます。
- 完済までの月数、利息の合計、借入ごとの完済時期を確認します。
2つの返済順の考え方
どちらの方法も、すべての借入の最低返済額を毎月払ったうえで、残りの追加返済を1つの借入に集中させます。その借入を完済すると、浮いた返済額を次の借入に回していきます。
毎月の利息 = 残高 × 年利 ÷ 12 ÷ 100、残高 = 残高 + 利息 − 返済額- 残高 = 各借入の元金
- 年利 = 各借入の金利
- 返済額 = 最低返済額 +(順番が回ってきた借入には)追加返済額
- 完済した借入の最低返済額は、次の借入へ回す
アバランチ法は、金利が高い借入から先に返します。利息の総額は、数学的にはこちらのほうが少なくなります。スノーボール法は、残高が少ない借入から返すので、完済できる借入が早く増え、続ける励みになります。
例:3件で合計310万円、毎月3万円を追加
カードのリボ払い80万円(年15%、最低2.5万円)、自動車ローン200万円(年3%、最低4万円)、カードローン30万円(年14%、最低1万円)を持っているとします。追加返済は月3万円で、アバランチ法を選びます。
完済まで32か月、利息の総額は約24万2,000円です。追加返済がなければ48か月、利息は約43万4,000円で、追加返済により16か月早く、約19万1,000円の利息を減らせます。スノーボール法では、利息の総額は約24万5,000円と少し増え、完済月数は同じ32か月です。
結果の使い方
完済月数と利息の差が小さいなら、続けやすいほうを選んでかまいません。差が大きいなら、金利の高い借入から返す効果が大きいということです。上の例では、金利の高い2件を先に完済し、金利の低い自動車ローンを最後まで残しています。
追加返済の額を増やすと、どれだけ完済が早まるかも試してみてください。リボ払いだけを返済する場合は、クレジットカード返済シミュレーションが使えます。複数の借入をまとめる選択肢はおまとめローンシミュレーションで検討できます。
完済を早めるための工夫
- 返済が遅れないよう、最低返済額は自動引き落としにする。
- ボーナスや臨時収入を、金利の高い借入の繰上返済に回す。
- 返済中に、新しい借入やリボ払いの利用を増やさない。
- 金利の高い借入は、低い金利のローンへまとめられないか比べる。
- 毎月の収入と支出を見直し、追加返済に回せる額を増やす。
計算の前提と限界
金利は一定で、毎月の返済額の合計も一定と仮定します。手数料、遅延損害金、金利の見直し、新たな借入、ボーナス月の増額は含まれません。リボ払いのように、残高に応じて最低返済額が変わる商品は、現在の最低返済額で固定されます。
最低返済額が利息に満たない場合は、残高が減らないため、完済時期は表示されません。返済に困ったときは、貸金業者の窓口や、日本貸金業協会などの相談窓口、専門家に早めに相談してください。
よくある質問
アバランチ法とスノーボール法は、どちらがよいですか?
利息を最小にしたいなら、金利の高い順に返すアバランチ法です。完済の達成感を早く得たいなら、残高の少ない順に返すスノーボール法が向いています。
追加返済は、どの借入に回すのが効果的ですか?
利息の負担を減らす点では、金利が最も高い借入です。最低返済額は、すべての借入に払い続けてください。
借入が5件以上ある場合はどうすればよいですか?
このツールは4件までです。少額の借入は先に完済するか、金利の近い借入を1件にまとめて入力してください。
完済月数が表示されないのはなぜですか?
最低返済額と追加返済額の合計が、利息に満たない場合です。返済額を増やすと、計算結果が表示されます。